全国農業会議所が事務局を務める「日本農業技術検定」という、農業高校や大学・新規就農を準備する方へ向けた検定試験があります。
このたび、日本農業技術検定の最高位である1級試験に合格しました。
選択科目の中での合格者は、昨年私1人だけだったようです。
食を語り、書き、提案していくためには、生産現場からの食の観点が不可欠。
食べ物の素を見て、舌で学び、風土で自ら感じること。元々は、そうだったはずなのに現代の社会生活からは、少し離れたものとなりつつあります。
これまで学び、多くの人にお話させていただく機会があったからこそ、この試験合格までに至る積み重ねが出来たことがあります。
穀物・野菜・畜産・漁業・果樹の恵み。
調味料は、その土地の風土・文化を濃縮した結晶と思うのです。
全てが回り、豊かさを作り出し、土に還るもの。
次の世代へ繋げられるよう、一つ一つ重ねていきたい…。
そう思いながら、半世紀先を目指します!
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