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|まいにち|うまみ日記|

満開の人参

今回の台風、私が畑を始めてから初めての6月上陸でした。異常気象ともいうけれど、誰も何も責られない、抗うことは出来ないので、自然にただ従うのみ。ただじっと時がすぎるのを待つばかり。

しかし、写真には撮らなかったけれどトウモロコシや枝豆にズッキーニは、見るも無残なことになっていました。
でも、信じているんです。彼らの生命力の強さを。ちょっとやそっとじゃ負けない、選りすぐりの品種たちだと思いたいので、信じることにします。


さてこちら、丸くてふんわりしているのは人参の花。
以前も、咲きかけの花は載せたことがあるのですが、こちらは満開状態。



ご近所さんなのですが、人参が満開に咲き誇る畑があるんです。

こんなにたくさんの人参の花は初めてみました。美しいです。

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実は5月の半ば、この花につくキアゲハの幼虫を見つけ、長男のたっての希望により泣く泣く芋虫クンを飼い始めたんです。いつかくるのかもしれない…と思っていた最初の生き物が、丸まる太った芋虫。。。最初は背筋も凍る勢いでした。

それが、よく人参の葉っぱを食べるんです。
不思議な事に、その姿を見ているだけで愛情が湧いてくるのです。

飼い始めて数日後、芋虫クンは蛹へと変化し、二週間ほどたった日のこと。
色が変化し始めました。息子たちが保育園から返ってくると、蛹の上に蝶がとまっていました@@!!

この時点で、私固まる。恐ろしや。
本当に蝶になってしまった…。。

しかし、すぐに飛ぶことはないようなので庭の月桂樹の木に止まらせてあげました。
次の日、長男は4時に目覚ましをかけてずっと観察を続けていました。 …が、なかなか飛び立たず、7時半を過ぎた頃「あっ飛んだ!」という声とともに、一晩過ごした枝から我が家の芋虫クンは飛び立っていってしまいました。

「元気でね~。頑張るんだよ~」と声をかける息子達の成長ぶりに、母が感動。

とっても怖いサイズの虫でも、飼っていてよかったと。


飛び立つ瞬間は、本当に感動的でした。




…が、次回発見した時の対処の方法に困りつつ、未だに悩んでいます。
だって、彼らは野菜にとっては害虫ですから。

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