【調味料file:魚醤】
「しょっつる 十年熟仙」
諸井醸造所(HP) 200ml \3000
〒010-0511
男鹿市船川港船川字化世沢176
0185(24)3597
※一年で500本しか製造されないこの商品、全てに手書きのロットナンバー入り
原材料 :ハタハタ、塩
商品特徴:十年以上熟成熟成、非加熱(これは驚くべきこと@@)
味の特徴:グッと濃い塩味のあとに濃厚な旨み
お料理 :お吸い物、スープ、パスタ、炒め物、サラダ
通常は三年のところ、十年以上寝かせたしょっつる。驚くべきことに、通常のしょっつるよりも絞りの工程が少ないそうで、火入れがない商品「生きた調味料」です。お醤油でもしょっつるでも、搾りたては菌が生きているので、火入れをして活性を止めてあげないといけません。特に魚醤の場合には、濁りや腐敗といった商品の劣化につながるので。
しかし、なぜだろう。このしょっつるは開封後も常温でいいそうです。
このしょっつるを作るために、諸井さんは1983年から試行錯誤・研究を続けてきて、やっと完成したのが数年前。長い期間 続けてこられたのは「伝統を絶やしたくない。本物を作りたい」というただひとつの思いからだそうです。通常でも三年かかるしょっつるですから、やっと完成した製品。。強い思いがなければ続けることが出来ませんよね。
シンプルな原料とは違い、複雑で濃厚な天然のアミノ酸が連鎖する濃い旨味を感じます。
そのままでいただくのと火を通すのとでもまた、違った味わいになります。
「しょっつる」という調味料をもっと気軽に食卓へ…ということで、スプレータイプの気軽に使える商品もあって、隠し味にプシュ、サラダにレモンと一緒にプシュっと。
濃い「旨」の贅沢なひとときを。
ちなみに、私が取材いただいた時の記事はこちら。
どうぞお見逃しなく^^
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