先週、月島社会教育会館での連続講座のお話。
今回のテーマは「醤油」
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjeytonLOptZ7awrZiFJ5BQovi1uJG86-bKScDmEZ_oJiHT09gJ-JyQJ6YeAdKdeqZ0QVt2bOIgMGpE8r3qkHUcHYNpbJbJ6HPvQ5j-zeCWFBZdEXKbHTWqFUJ1Ww0G3qFxsMvdRJj9qki-/s400/%E9%86%A4%E6%B2%B92-1.jpg)
皆さんに色々お醤油を紹介したい気持ちを抑えつつ、いつもは濃口・淡口・たまりなどの製法や原料の違いによる味わいを楽しんでもらっているのですが、今回はシリーズ後半ということで、もう少々マニアックに突っ込んだところで、濃口4種をご用意させていただきました。
いつもながら思うんです。
翌日までしゃべり続ける自信のある内容を、どうやって短時間に収めようかと。
今回の内容はこちら‥
醤油の製法
醤油の味わい
醤油の種類について
醤油の色
醤油の保存
この他にも、関西の醤油の木桶と関東の木桶の違いや、世界中で愛されている「shoyu soy sauce」のお話や、蔵のご先祖様のお話などなど、たっぷり詰め込みすぎてしまいました。
ちょっと難しい内容だったかもしれません。
![](http://2.bp.blogspot.com/-rBEKBIhhdHQ/UQxTGYfxkvI/AAAAAAAAClY/Itzm35ovpsk/s640/%25E7%2594%25BB%25E5%2583%258F+005.jpg)
ティスティングにご用意した濃口醤油は、
もろみ
木桶発酵丸大豆使用生揚げ(もろみをその場で搾りました)
木桶発酵丸大豆使用生揚げを 火入したもの
大手メーカー丸大豆醤油
大手メーカー脱脂加工大豆使用
木桶発酵のもろみをご提供いただいたのは、埼玉県の弓削多醤油さんです。
また、弓削多さんの再仕込み醤油も手に入ったので、こちらもティスティングにお出ししました。弓削多さんの再仕込みは、通常16%の塩分が13%に落としてあるので、味わいの深みが濃すぎず、食材の良さを引き立ててくれるお醤油です。
今回のお料理は、もろみ入りの焦がし醤油フォンデュ。
こちらには、皆さん驚きのある食材を使っているため、とろけるチーズがより濃厚で、醤油の味わいがぐっと深まります。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgn8rEUEPmHBCgy2-s2Oui8mUTwZrnFgxKSEU2L_c9P49FsDaHoIoWiTiaTXPnbQ0gdJgQOPWP5SEIFjG91_0PpY-xx3Qx75_1ohnzXzcvaIWxzZcjmdfwNDRO5O-H9qErtv6olFRdGIb4V/s400/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%A53.jpg)
私が収穫した蒸し野菜、お肉を軽くソテーしたものに絡めて食べていただきました。
せっかくのお醤油なので、玉子かけご飯でティスティングのお醤油5種にさらにダシ入りの玉子かけご飯専用醤油をプラスして6種から選べる玉子かけご飯をお出ししました。
お醤油もそれぞれ楽しんでいただき、ごはんも楽しんでいただき、「先生が収穫した野菜ですから!」って皆さん皮も残さずピッカピカに食べていただき、本当に嬉しかったです。
「恋人のように麹のお話をされるんですね(笑)」受講くださった方に最後に言われました^^
発酵や菌は、私たち日本人の食生活の下支えとなるものですから。大好きです。
次回のお味噌講座が、この連続講座最後のテーマとなりますが、張り切って準備させて頂きますので、お楽しみくださいね♪ みそソムリエの資格を取得し、パワーアップした古谷がお届けさせていただきます。
本講座開催にあたり、ご協力くださった弓削多醤油様。
ご参加くださいました受講者の皆様。
会場のスタッフさん。
どうもありがとうございました。
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