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|まいにち|うまみ日記|

林檎いろいろ

北国では、この時期既に石油ストーブのぬくもりで暖をとっているそう。うちの長男はまだ半袖半ズボンで登園してるんですけれど…。

先日、実家から荷物が届き、中にはたくさんの林檎達。利き○○が好きな私に「食べ比べてみて~」と沢山の品種が入ってました。コメカミからアドレナリンがちょびっと出る。ありがたや。


せっかくなので、いろいろ並べて記念撮影。この時期、部屋の中まで差し込む光で撮ってみました。少々見づらいかも。。

一度に全て味見したかったのですが、同じタイミングで切ってしまうとお腹に収まりきれません。なので、少しずついただいています。尚、感想は私が食べたときのものなので、生産地や収穫後に食すタイミングで若干違いがあるかもしれません。

memo(お腹に入る順番で更新します):
■こうりん[ふじ×不明]
肉質はジューシーで、酸味・渋みが少ないので甘味が引き立っている。大きいので、生搾りジュースやスムージーのベースとして利用できそう。

■秋映(昨日の記事に書いた奥信州産)[千秋×つがる]
肉質は硬いが、果汁の甘みが濃い。また、皮の色も濃く独特の香りも果肉と良く合うので、新鮮なものは皮付きのほうが美味しくいただける。

■弘前ふじ[ふじ 枝変わり]
肉質は中程度でも、果汁はたっぷり。ふじよりも甘みや皮の食感が軽いが、甘味は複雑に感じられる。

■彩香[あかね×王林] 別名:あおり9
肉質中程度。渋さと酸味が程よく、甘いだけでないリンゴが好きな人向け。ジョナゴールドに近い味。

■シナノスイート[ふじ×つがる]
肉質は中程度。ロウがでるので、早めに食べきったほうが良い。ふじよりも軽い甘味と早生林檎にあるような青っぽさを残した爽やかな味。

■清明[ゴールデンデリシャス×ふじ]
肉質はやや固め。常温でも柔らかくなりにくい。シャリシャリの歯応えと、甘すぎずにスッキリしたスポーティーな味わい。

■かんき[千秋×つがる]
肉質はかため。すぐ柔らかくなる性質のようなので、早めに食べきる。甘味と独特の香りがポイントになり、さっぱりとしている。

■トキ(黄)[王林×ふじ?]
肉質は柔らかく、ジューシー。常温に置くと、すぐに柔らかくなるので早めに食べきる。バナナやマスカットを思わせるフルーティーな香りと、濃厚な甘みが特徴。

<リンゴ情報は、青森県の市販のリンゴと話題のリンゴHPより>食味感想は、私のもの。

1つの品種を確立させるまでには、非常に多くの時間がかかります。なので、ここに並ぶコたちを見ていると多くの手間と時間をかけてきたんだなぁと、感動してしまいます。そして、ふじだけじゃない青森りんごの凄さを、そっと応援したくなるのです。

さらに驚いたのは、現地で揃えてもらったこの林檎たちの価格。2-6個入りで、全て価格は200円を切ってる@@ !! いやいや、、、いろんな意味でプライスレス。

ちなみに、リンゴの皮を向いて常温に置くと、茶色に変色しますよね。これは、りんごに含まれるポリフェノールが酸化されるためにおこるものなので、長時間おくときには塩水につけると変色を防いでくれるので、オススメです^^ ここで使う塩水を作る塩は、、硬めの肉質のものには、にがり成分が多くてカルシウム分が少なめのお塩を選んであげると、リンゴのジューシーさや甘味をグッと引き立ててくれます。

肉質が柔らかめのものには、逆にカルシウム分が多く含まれているものをオススメします。ホロッと崩れがちな果肉を、カルシウムの固めのサワサワ味と塩味でコーティングしてあげることで、奥深い味わいを楽しめます。

でも、塩を味わうリンゴではないので、基本的には安価なもので大丈夫です。良い塩の場合には、塩水をスプレーボトルに入れて吹きかけて上げると効率良く使えますね^^

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