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|まいにち|うまみ日記|

お酢の働き

日々過ごしていると、「あぁ、これもいい」アレも良い…といろいろ発見するわけで、でも心のなかに仕舞いこんでしまっている うまかもん たくさんあったりします。なるべくブログにまとめておかねば…と常々思うものです。

9月も3分の1が終わりましたが、やはりまだまだ暑いですね。

明後日のお酢講座では、お酢 の選び方ミニ講座や利き酢なども予定しています。

「酢」というのは人間が一番初めに創りだした、酸味のある調味料です。作り出したというよりは、自然界に存在する菌によって偶発的に作り出してしまった 調味料かもしれません。…が昔の人達は、それが自分たちの体に有用なものと判断し、今日まで時を経てやってきたのです。

減塩やシュガーレス が流行している現代の調味料事情のなかにおいて、唯一「今後もっと使って行きたい調味料」とされているのは 何を隠そうお酢。

働きを一部紹介すると、
 ◇ 疲労物質が溜まるのを防いでくれる
 ◇ 血流を促進し、体内へ抗酸化物質を運ぶのをスムーズに進める
 ◇ カルシウムの吸収を助ける
 ◇ 各種肌にとって有用なアミノ酸を含んでいるため、美肌効果に期待
 ◇ 15ml/日 の摂取により血圧が下がるとされている
 ◇ 体内をアルカリ性の状態にする(酸性化=老化 メラニン沈着など )

いろいろありますね。

知識から美味いのか、はたまた味が美味いから使うのか…と言われれば、私は後者でありたい。うまいもんは美味いから使う と。そのうまいもんを判断するための舌を日々鍛錬しているわけです。

そうして今回、いろいろお酢の産地や原料についても改めて調べたところ、全てが純国産の製品が少ないということ。醤油や味噌については、大豆・小麦の輸入量からも、商品名で「国産大豆使用」のものが特別なとして認知されてきている存在になっているけれど、お酢も「純国産」材料を使うメーカーさんはほんとうに貴重な存在なのだということを改めて知る。

もっというと、純国産の果実酢は本当に少ない。驚くほど。
お酢にするには果実の酸味や渋み・風味などの特徴がバランスよくて、しかも欲しい時に調達できる材料でなければならないこと、商品化したときに多くの方に手にとってもらえる価格で出さなければならないこと、、、などが作りだした現実なんだろう…と思う。

調味料は、どんなに頑張っても食材を引き立てる脇役。
食材も、調理して味をつけなければ 美味しく生まれ変わることはできない。


美味しいって、一体何なんだろう。。

たっぷり考えたところで、お酢をいただくことにします。 すっぱ~

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