この話をすると、みなさん「ええ~@@」という顔をされるんですが、よく効くんです。
肌の乾燥には砂糖が効果的。
食べるのではなくマッサージをします。
【お砂糖マッサージ】
準備するもの: 砂糖、乳液 各ティースプン1杯分
マッサージ方法:
1)材料を手のひらに乗せて混ぜあわせ、顔全体に優しくなじませます。
2)お砂糖の粒子が完全に溶けたら、2~3分マッサージをしてぬるま湯で洗い流します。
そのあとは、いつものお手入れをします。
タイミングは、お風呂の中やお風呂上りが理想的ですが、朝のメイク前でも即効性があります。
使うお砂糖は、粒子が比較的細かいもの、糖蜜が残るきび砂糖や黒砂糖のほうが溶けやすくて馴染みやすくオススメです。(なければ、スティックシュガーなんかでも)週2~3回くらいの頻度が良いでしょう。
たったこれだけのマッサージですが、この時期に特有の肌のツッパリ感も消え、化粧水や乳液もなじみやすくなります。手頃なお砂糖を使うだけですが、十分しっとりしたお肌づくりをすることができます。
「なぜ、お砂糖マッサージ??」
砂糖は、分子の中に不安定な要素(-OH)を持っているため、空気中から水素(-H)を取り入れて安定した構造になろうとします。この理由から、砂糖は非常に吸湿性がよく、この点が良くも悪くも砂糖の特徴のひとつです。
砂糖の主成分であるショ糖は、マッサージの時に合わせる乳液の水分に溶け込み、保水性という特徴を持ったまま、さらに小さな粒子となってお肌に働きかけるので、マッサージ後はしっとりとしたお肌に仕上げてくれます。
当然、砂糖とは植物から作られる糖で、食用ですので体に害はありません(ただし、敏感肌の方は手などでお試しいただいてからの方がいいかもしれません)。昔は塗り薬として使われていたこともあった調味料です。
今日から手軽に始められるお砂糖マッサージ、お風呂上りにいかがでしょうか?
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