6歳の息子が私のためにケーキを焼いてくれました。
自分の誕生日に誰かにケーキを作ってもらうのは、人生で初めて。
嬉しいな。
嬉しいな。
…とたまたま彼がレシピ本から選んだケーキは、私の思い出のケーキ。
実は息子が読んでいるレシピ本は、1989年発行の子供向けのもの。
私が読んで料理しつくしたものなのです。私の原点でもあるので、実家に行った時に、懐かしいなぁ~と思って息子に見せたら興味津々。あげちゃいました。
その中でも、一番作ったであろうヨーグルトポムポムは、母と作った思い出の味。
私の好みに合わせてレシピを鉛筆書きで書き直していたりします。20年以上前の、私の味覚。レモン汁「少少」って書いてあったり、字が汚かったり^^; あ、美味しければいいのデス。
もちろん一人では調理出来ないので、我が家の男子がキッチンに集合して、パパにリンゴを任せたりしてましたけど。3歳のサブリーダーにお手伝い(邪魔?)されつつも、スーパーリーダーで任務を全うしておりました(笑
スペシャルな手紙と一緒に頂きました。
思い出込みの味だけど、息子が作ってくれたからってことで、更に美味しい気持ちがするけど、これを全部合わせてひっくるめて美味しさ!なのですよ。人ってものは。
「子育てなんて一瞬なのよ」って、人生の先輩方からはよく言われますが、それでも日々の生活では、とあるタイミングで立ち止まって幸せを噛み締めるって難しいことだと思うんです。スペシャルな日だけれど、恵まれているなぁってしみじみ感じることができました。
じわ~っと幸せを噛み締め、33回目の誕生日。
この一年も、多くの方に「美味しい!」をお届けしていくために頑張っていこうと思います。
来年は、何作ってくれるんだろう??って、今から期待しちゃダメかな。
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